太ももの筋肉を落として脚痩せしたい [太もも]
脚やせしたいけど、太ももの筋肉がすごくて・・と悩んでいる方が結構いらっしゃるようです。
太ももを指でつまんだときに、硬くてなかなかつまめないと言う場合は筋肉質タイプの太ももです。立派な筋肉がついてしまっている方は過去にスポーツで脚の筋肉を鍛えていた人がほとんどですが、運動をやめてしまってもなかなかその筋肉は落ちないものです。
スポーツをやめて太ももの筋肉を酷使することがなくなっても、食べる量が同じだったりすると硬くなった筋肉の上に脂肪がついてしまい、結果筋肉太りになってしまうこともあります。
筋肉タイプの場合は、まず筋肉を柔らかくしてから脂肪を燃焼させる必要があります。以下でご紹介しますが、その前に筋肉太りになってしまう原因から見てみましょう。
太ももの筋肉太りの原因
太ももの筋肉太りは過去のスポーツの影響の他に以下のような原因が考えられます。● 普段の悪い姿勢や歩き方⇒ 骨盤の開き
● 足の親指を地面につけない「浮き指」の状態で歩くクセがある
● 骨盤のゆがみ
単に太ももが太いといっても実は足だけの問題ではなく、体を動かすときの癖だったり、全身の筋肉のつき方や骨格の歪みが原因となっているケースも少なくないようです。
姿勢の悪さ(猫背や反り腰など)は自覚できますが、骨盤のゆがみはなかなか自分ではわかりませんよね。以下のような場合は骨盤にゆがみがありますので、整体師などに骨格を矯正してもらうといいでしょう。
・歩いているうちにスカートが回ってしまう。
・靴のかかとのすり減り方が左右で違う。
・ウエストの高さや足の長さが左右で違う。
太ももの筋肉太りの解消法
太ももの筋肉太りは固くなった筋肉の上に脂肪がついてしまっているケースがほとんどです。特に太ももの前側の部分がそうですね。いくら脂肪がついていると言っても、それを取るために筋トレをするのは、この場合は逆効果です。太ももの筋肉太りを解消するためには、ゆっくりとした動きの有酸素運動やストレッチ、マッサージを行い、まずは硬くなった筋肉をほぐして脂肪と一緒に流すのが効果的です。⇒ 筋肉をもみほぐすマッサージ
筋肉に負担をかけ過ぎず、ストレッチ効果も高いヨガやピラティス、水圧で衝撃が分散される水泳などがおすすめです。
太ももの前の筋肉
太ももの前側にパンパンについた筋肉はやはり目立ちますよね。前側にばかり筋肉がついてしまうのには原因があります。これは太ももの前後の筋肉の使い方がアンバランスなためにこうなってしまうのです。つまり、前の筋肉ばかりが発達するような姿勢や動きを日常的にしてしまっているんですね。
これを治すためには、逆に後ろ側の筋肉を鍛える(意識して使う)ことでバランスを取ってあげることが大事になってきます。
① 壁を背にして立ち、出来るだけ後ろに重心をかけて立つようにします。
② このとき、姿勢を太ももの後ろ側で支えることを意識して行います。
この姿勢を1回5分、1日10回ほど行うことで、徐々に太ももの前後の筋肉をバランス良く使って立つことができるようになります。正しい位置に筋肉がつくようになり、脚全体の見た目もスラリとしてきます。
足の指を意識して使う
太ももに筋肉がついてしまう原因の一つには普段の歩き方があります。足の指を使わないで歩く癖があると、本来は親指など指全部で地面を踏みしめて前進していくはずが、お尻や太ももの力を使って歩いているような感じになってしまうんですね。これでは当然、お尻や太ももの筋肉が自然と鍛えられて、大きく太くなってしまいます。
これを防ぐためには、意識して立っている時や歩いている時に、足の指を意識的に使うようにすることですね。ぜひ、やってみてください。
太ももを細くする方法ってある?~セルライト編 [太もも]
太ももを細くする方法について書いてみます。今回はセルライト編です。セルライトが出来ると皮膚の表面が凹凸してきます。みかんの皮に似ていることからオレンジピールスキンと呼ばれます。
太ももは脚全体の中でもかなり大きな割合を占めている部分です。それだけに速攻で細くするのは、なかなか難しいのですが、太くなっている原因を見極めて、その解消法をコツコツと継続することで、細くなることはできるんですよ。
途中であきらめずに続けていくためには、まずは自分の太ももがどういう原因で太くなっているのか?を知ることから始めてみましょう。
太ももが太い原因は?
太ももが太くなっているのは「脂肪(セルライト)」「筋肉の肥大化」「むくみ」「骨盤のゆがみ」などがその主な原因とされています。その原因の一つ一つが何故起こっているのか?を理解して改善していけば、太ももを細くすることに繋がっていきますので、まずは自分の太ももがどのタイプなのかをチェックしてみましょう。
セルライト(脂肪)が原因
今回はセルライトが原因で太ももが太くなっている場合について説明していきます。セルライトは脂肪のかたまりです。脂肪細胞に余分な水分や老廃物がくっついて肥大化してしまった状態です。太ももを少し強めにつかんでみた時に皮膚の表面にデコボコ凹凸ができるなら、それがセルライトです。
つかんだりしなくても、すでにデコボコが現れている場合は、かなり肥大化が進んでしまっている状態と言えます。セルライトが出来る原因は様々で以下のような場合にできやすいとされています。
● 基礎代謝の低下
● 筋肉量の減少
● 血行不良
● 食生活の乱れ(脂肪分や塩分の摂り過ぎ、栄養の偏り)
● 運動不足
● 体の冷え、むくみ
上記の原因はそれぞれがお互いに影響しあっています。運動不足になると筋肉量は減ってくるし、筋肉が減ってくると基礎代謝が低下してきます。チェックしてみて、一つずつ改善していきましょう。
セルライトを解消して太ももを細くする マッサージ
すでにできてしまったセルライトは運動や食事などで改善されることはありません。マッサージなどで、セルライトの部分に直接働きかけるしか解消法がないんですね。◆マッサージ
マッサージは体が十分あたたまって血流が良くなっている入浴中やお風呂上りが効果的です。脂肪やセルライトを分解するためには、マッサージは強めの圧が必要ですので、筋肉がゆるんだ状態の時が効果的なのです。冷えてカチカチに固まったセルライトをもみほぐして、老廃物が流れやすいようにしてあげましょう。
マッサージのやり方は、まず最初は足の裏を“揉みほぐす”ように柔らかくなるまで押してください。
その後、つま先から太ももへ向けて、親指に力をいれて下から上へセルライトの粒をつぶすようなイメージでマッサージしていきます。
ふくらはぎは下半身の血液を心臓に戻すポンプのような働きをする部分なので、念入りにもみほぐすことで上半身の血流を良くし、肩こりなどの改善にもなります。
太ももの部分はつまむようにほぐし、セルライトがある硬い部分は念入りにもみほぐします。湯船で体を温めながらつまんだり、さすったりして刺激を与えることで、冷えて固まったセルライトを柔らかくしてあげましょう。
◆リンパマッサージ
脚全体のマッサージが終わったら、次はリンパマッサージです。リンパ管は皮膚の2mm~3mm下に張り巡らされているそうなので、普通のマッサージのように力を入れずに、やさしく撫でるような感覚で行いましょう。
やり方はマッサージの時と同じく下から上に向かって行います。脚全体を下から上へなでるように、老廃物を洗い流すようなイメージで行うのがポイントです。
① 最初は足の甲からくるぶし、足首、ふくらはぎから膝まで、老廃物を流すようなイメージで順番にリンパを流していきます。
② その老廃物を膝裏の膝下リンパ節へ集めるようにして、次はその膝下リンパ節をていねいに流していきます。
③ 更に老廃物を足の付け根の前面にある鼠蹊(そけい)部のリンパ節まで流していきます。
セルライトを予防する
セルライトはいったんできてしまうと、消すのは大変なだけに、予防することがとても大事です。なぜなら、初期の状態では肌に凸凹が現れていなくても、実は肌の奥にはすでに作られ始めているからです。セルライトはいつでも肌の表面に出てくる準備オッケーというわけです。
そういう意味では、肌に凸凹が現れてくる頃にはすでに重症化してきていると言えます。現れる前の初期の段階でマッサージでこまめに対処することが太ももを細く保つための秘訣なのです。
セルライト編まとめ
片足10分程度のマッサージを毎日の日課にして続けることで、凸凹のないなめらかな足を手に入れることが期待できますよ。ぜひやってみてくださいね。○ マッサージは体が冷えた状態では効果も半減するので5分ほど湯舟で肩まで浸かり、体が温まってからスタートしましょう。
○ お風呂の中で行う場合は38~40℃のぬるめの湯温設定が基本です。
○ 常に下→上へと心臓の方向へ向かって流す習慣をつけましょう。
○ マッサージを行うことで脚に溜まった余分な水分や老廃物が流れて血流も良くなるので、代謝が良くなり、太ももがホッソリします。また、硬い筋肉もほぐれるため、筋肉太りの解消も期待できますよ。